お肌の病気、湿疹・皮膚炎の種類をまとめました!



痒みを伴う様々な皮膚疾患ですが、近年は刺激物に弱いナイーブなお肌の方が増加しており、特に寒い季節になると皮膚科を受診される方が更に増える傾向にあります。ただの肌荒れと思わず、適切な治療をして症状の悪化を防ぎましょう。

こちらでは、その中でも代表的な皮膚疾患についてご紹介いたします。


接触性皮膚炎



刺激物に接触した部分のみに症状が現れる皮膚疾患で、症状部分の境界がはっきりしているのが特徴です。刺激物には、灯油や有機溶剤、洗剤やリンス、衣類の摩擦など様々なものが考えられます。

アレルギー性接触皮膚炎の場合は、アレルギー体質の方がある物質に触れることで起こります。その原因物質には、金属や食物、化学薬品など身近に存在する多くのものが挙げられます。

治療法

症状を引き起こさないためには、原因となる物質との接触を防ぐことです。そのため、何が原因であるのか皮膚科で検査してみると良いでしょう。

症状を抑えるためには、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬が有効です。


内因性湿疹



体の外からの刺激によって症状が現れる接触性皮膚炎に対して、遺伝や体質、免疫力の低下など、発症の原因が体の内部から来るものの場合は内因性湿疹と呼びます。アトピー性皮膚炎での湿疹症状もこれに含まれています。

患部に強いかゆみを伴い、掻くことで状態は悪化し、患部が広がるケースが多いです。乳幼児の場合、じゅくじゅくした湿疹や水泡が現れますが、大人になるにつれて赤みや乾燥を伴うようになり、皮膚が厚く硬くなる特徴があります。


アトピーはアレルギーを持つ乳幼児に多く、大人になって改善する傾向がありますが、近年は再発するケースもあり、大人の患者数も増加しています。大人の場合、ハウスダストやカビ、化学物質、不衛生な環境などが原因になることがあります。

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治療法

湿疹を防ぐには原因物質を排除すること、皮膚科の治療薬を服薬することの他に、お肌の乾燥を防ぐために保湿ケアを行うことなどが重要になってきます。


脂漏性湿疹



皮脂の分泌量が多くなり、マラセチア真菌等が異常繁殖する事が主な原因です。頭や顔など皮脂分泌が多い場所や、脇の下など汗が溜まったり、摩擦が多い箇所に現れやすいのが特徴です。

赤みや痒み、フケ症状が見られる場合が多く、乳児の場合はアトピーやとびひ等に移行しなければ数ヶ月で完治しますが、大人が発症すると長期化する傾向があります。

治療法

乳児も大人も適度な入浴で体や顔、頭皮を清潔に保つことが大切です。皮脂の過剰分泌を防ぐために、ストレスを溜め込まない生活を心がけましょう。

炎症が強い場合は、ステロイド含有の軟膏やローションを外用します。


ビダール苔癬



強い痒みを伴う皮膚疾患で、ブツブツとした丘疹が現れるのが特徴です。掻くなど何らかの刺激を与えることで、丘疹同士がくっついて膨らみを帯びた紅斑へと悪化することもあります。

髪の毛や衣服、掻き癖などが刺激となって発症します。症状は首横やうなじ、腕や足などに現れ、女性や透析、糖尿病などの患者に起こりやすいとされています。

治療法

膨れた紅斑を掻く事で症状が拡大していく傾向があります。掻き癖や髪形、衣類の繊維に注意することをはじめ、医師の診断を受け、適切な指導のもとステロイド外用薬やかゆみを抑える内服薬による治療を受ける必要があります。

神経性皮膚炎の一種ですが、慢性化しやすいので完治するまで根気よく治療を続けていかなければなりません。


尋常性湿疹



上記4つに当てはまらない湿疹症状の事を指します。ブツブツやかゆみ、水泡や紅斑と言った湿疹症状の多くがこの尋常性湿疹に含まれます。

原因や症状には個人差がありますが、多くは何らかの刺激物が皮膚に接触した事により、体内で免疫反応を起こしている事が原因と考えられています。慢性化する場合や熱を伴う場合は速やかに皮膚科を受診しましょう。

治療法

湿疹の程度はどうあれ、患部に触れたり掻いたりするのはNGです。皮膚を清潔にして、市販薬や処方薬でケアします。薬局で購入する場合は、薬剤師さんに症状を伝え、相談しましょう。

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皮脂欠乏性湿疹(乾皮症)



皮脂の分泌が低下した乾燥肌の方に多く見られる疾患です。乾燥肌によってバリア機能を失った皮膚に様々な刺激物が入り込み、強い痒みや炎症を引き起こします。

皮膚の角質が剥がれ落ち、白い粉をふいたような症状も多く見られます。空気の乾燥する秋冬や、寒さが残る春先まで症状が続くことがあります。また、朝よりも夕方や夜にかけて、入浴後など血行が良くなった時などに強くかゆみを感じます。

治療法

乾燥やかゆみが強まる入浴後は保湿クリームで潤い・油分を補給します。炎症がある場合は、ステロイド薬を塗布します。かゆみが強く出る場合は、抗ヒスタミン薬を服薬します。

肌の乾燥を防ぐ為に、暖房が効いた部屋では加湿を行うよう心がけます。辛い食べ物やアルコールは血液循環を促しかゆみを引き起こしますので、要注意です。

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以上6つの代表的な皮膚疾患をご紹介しましたが、皮膚疾患の原因の元となるのは「乾燥」です。特に乾燥しやすい肌質の方や敏感肌の方は、日常生活の中でも紫外線や乾燥を避け、保湿ケアをしっかり行いましょう。

また、自己診断だけに頼るのは危険ですし、症状を悪化させる恐れもあります。最も確実なのは皮膚科等の専門医に診察してもらう事ですので、少しでもご不安な方は早めに受診される事をおすすめします。


【知ってる?】実は、ニキビも皮膚病の一種なんです!



ニキビというと「青春のシンボル」なんて言われるくらい、当たり前のものとして甘く見られがちですが、実は「尋常性ざ瘡」と言われる列記とした皮膚疾患の一種です。

ピークは12~18歳ころで大人になると改善されているケースがほとんどですが、成人の90%が経験したことのある最も身近な皮膚病だと言えるでしょう。


ケアを誤ると、ニキビが治った後もニキビ跡として皮膚に残ってしまう恐れがありますので、適切な方法で対処する必要があります。

栄養バランスの整った食事や規則正しい生活、ニキビケア専用の化粧水によるスキンケアを試しても効果がない場合は、やはり一度皮膚科で診てもらうことをおすすめします。

お肌の病気、湿疹・皮膚炎の種類・まとめ

  • 皮膚疾患の種類は様々ある
  • いずれも原因を特定して悪化を防ぐことが大切
  • アレルギー物質には食材や金属、ハウスダストや化学成分などがある
  • 症状を抑えるにはステロイド薬や抗ヒスタミン薬が有効
  • ニキビも皮膚病の一種なので、放置せず適切なケアを心がけよう

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