美肌と女性ホルモンの関係とは?



性ホルモンは、体調や肌調子に様々に影響しています。ちゃんと肌ケアしているのになかなか調子が整わない時には、女性ホルモンのバランスが乱れているのかもしれません。

女性ホルモンの分泌には周期性があり、これに合わせたケアを行うことで肌調子を整えることが可能です。美肌と女性ホルモンの関係性を学び、上手な付き合い方のコツについて知ることが、美肌への第一歩となります。


美肌と女性ホルモンって?


肌に影響する2つの女性ホルモン

美肌に大きく影響するのが、脳下垂体からのホルモン刺激によって卵巣から分泌される、エストロゲンとプロゲステロンの2つです。

エストロゲンの役割は、妊娠の維持、女性らしい体をつくること、そしてコラーゲン生成の促進です。エストロゲンは卵胞を育てたり、受精卵のベッドである子宮内膜を厚くしてふかふかのベッドをつくり、受精卵の着床を促し、成長期には女性らしい丸みのある体をつくるのに役立ちます。


エストロゲンは別名「美のホルモン」とも呼ばれ、コラーゲンを増やして肌にハリや潤いをもたらします。自律神経安定の作用もあります。

プロゲステロンの役割は、妊娠継続を助け水分や栄養を溜めこむこと、また皮脂分泌を促すことです。水分維持や栄養を溜めこむ傾向がむくみや便秘につながることがあり、皮脂分泌によってニキビができやすくなります。

ホルモン分泌の周期

短いものでは25~38日の周期で繰り返していく生理周期があり、月経期、卵胞期、黄体期前期、黄体期後期の区分ごとに、エストロゲン・プロゲステロンの分泌量が変化していきます。

長いものでは年齢による変化があります。妊娠に最も適した20代頃、ホルモン分泌量がピークになり、40代頃には半減、生理が終わる50代前後に大きく減少します。肌の変化にはエイジングのほか、これらのホルモン分泌周期が大きく影響しているのです。

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目指せ美肌!女性ホルモンとの上手な付き合い方


生理周期とスキンケア

まずは自分の生理周期を把握しましょう。生理開始日から次の生理日までを4つに割ることで、大まかな4周期を把握できます。1周期は25~38日前後と、個人差が大きくなります。

「月経期」つまり生理中は、不要になった子宮内膜を経血として排出するデトックス期間です。体温が低下し出血することで肌は血色を失い、栄養が低下しがちです。レバーやホウレン草など鉄分の多い食材やサプリメントで栄養を補い、水分補給で潤いを保つようにします。


続いての卵胞期は、エストロゲン分泌量がピークを迎えることでコラーゲン生成が促され、肌調子が良くなります。「女性は排卵日前に最も魅力的になる」と言われるほど。この時期こそ美肌作りに手を抜かず、美しさに磨きをかけておきましょう。

続く黄体期前期には、プロゲステロン分泌により老廃物や便が溜まりがちになります。便秘になるなど肌状態が悪化しやすい時期です。海藻などで食物繊維を摂り腸内環境を整えることで、悪化を防ぎます。


黄体期後期ではPMS(月経前症候群)が加わる方も多く、疲れが溜まりむくみがちに。栄養バランスに気をつけましょう。糖分、カリウム、マグネシウム、ビタミンB6などバランスよく栄養を含むバナナが効果的です。

女性ホルモンを整えるサプリ

加齢やホルモンバランスの乱れによってエストロゲン量が減少すると、肌のたるみやシワができやすくなります。エストロゲン分泌を促したり、エストロゲンに似た働きをする成分のサプリを飲むことで、美肌作りにプラスになります。

・マカ
アンデス山脈に自生する植物の一種であるマカには、エストロゲン分泌促進の効果が期待できます。更年期障害症状の改善や滋養強壮、精力増強を望む方にも人気のサプリ成分です。

・大豆イソフラボン
構造がエストロゲンと似ていることから、エストロゲン様の働きを期待できる成分です。自律神経、ホルモンバランスを整えるのに役立ちます。

・ブラックコホシュ
北アメリカ原産のハーブの一種で、女性ホルモンバランスを整えることでポピュラーなサプリです。PMSや更年期症状の軽減を期待できます。

・ホップ
エストロゲン様作用のほか肥満抑制効果が認められ、注目が高まっています。

・プラセンタ
胎盤から抽出されるプラセンタには、ホルモンバランスを整えるほか、美白、疲労回復を期待できます。

・ローヤルゼリー
ビタミンやミネラル、アミノ酸など40種以上もの栄養を含むローヤルゼリーからは、更年期障害の緩和やアンチエイジング、エストロゲン様の働きが期待できます。

・ザクロ
女性ホルモンバランスを整えるエストロンのほか、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

食事から摂取するのが難しい成分を、手軽に吸収できるのがサプリの魅力です。肌調子が気になるけれどケアの時間が取れないという方でも、飲むだけなら続けやすいですね。

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女性ホルモンをアップさせる方法



普段の生活のなかのちょっとした心がけで、女性ホルモンの減少をサポートすることができます。

・冷え予防
冷えはホルモンバランスを乱します。冬は体を温めようと厚着をしますが、実は夏も冷房で体が冷えがちです。上着を羽織ったりひざ掛けを用意する、靴下をはくなど、冷えすぎに注意しましょう。冷たいドリンクの飲み過ぎにも気をつけます。

・0時前には就寝
ホルモン分泌は就寝中に最も活性化します。毎日だいたい同じ時間帯に、充分な睡眠時間を取りましょう。生活のリズムを整えることも、ホルモンバランスの安定につながります。

・太陽の光を浴びて深呼吸
体のリズムを意識して、起床時やお出かけ前などに深呼吸をしましょう。深い呼吸が自律神経を整え、美肌効果だけでなく気持ちを落ち着かせます。

・リラックスする時間をつくる
仕事や勉強、遊びで興奮し過ぎた神経をリラックスする時間を取りましょう。ゆっくり散歩やストレッチをしたり、入浴中に意識して3分間、何も考えずにボーっとしてみるのもいいですね。帰り道に、ひと駅前で降りてウォーキングするのもおすすめ。

・肉や魚でタンパク質を摂取
女性ホルモンの元となる良質なタンパク質、脂質を摂るため、肉や魚を食べるようにします。活動時間中のランチタイムでしっかり食べるのがいいですね。エストロゲン様の働きをする大豆もプラスしてください。

・ときめきをプラス
ドキドキしたりときめくことでホルモンが活性化します。一人でゆっくり過ごす時間もいいですが、恋人や友人と話をしたり遊びに行くなど、楽しい時間を過ごすことも大切です。

全てをやらなければと思うと無理があり、かえってストレスになってしまいます。1日3つのケアを実行するなど、目標を決めて取り組んでみましょう。少しずつ美肌サイクルが出来ていき、調子が回復してくるはずです。

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<美肌と女性ホルモンの関係とは?・まとめ>

  • エストロゲンとプロゲステロンが肌調子に大きく影響
  • コラーゲン生成、むくみや皮脂分泌につながる
  • 生理周期ごとの肌ケアを行う
  • マカや大豆イソフラボンなどホルモンを増やすサプリが便利
  • 冷え予防やリラックス、デートがホルモン分泌につながる

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