薄毛対策にはオメガ3脂肪酸の摂取が効果的!



年齢を重ねていくと、髪の毛が薄くなっていくことに悩む人も多いかと思います。これは男性だけの問題ではなく、女性も男性ほどではなくても薄毛に悩む人もいます。

どこまで薄毛を予防できるのか、さまざまな商品がありますが、どれも「特効薬」というものがないのも実情です。ここでは、そうした薄毛対策として、DHA、EPAを含むオメガ3脂肪酸の効果について考えていきたいと思います。


薄毛の原因、種類



そもそも、髪の毛は脳がある頭部を直射に日光や暑さ寒さから守るとともに、物理的な衝撃を緩和するクッションの役割を果たしています。天然のバリアというわけです。

髪の毛はずっと伸び続けているのではなく、サイクルがあります。

成長期(毛根から毛が伸び続ける):2~6年(約9割)
移行期(毛根の退化が始まる):1週間(約1%)
休止期(毛根が退化し毛が抜ける):3か月(約1割)

となっていて、休止期の後にまた新しく毛根から毛の成長が始まります。

これによっていつまでも髪の毛はあるはずなのですが、何らかの理由で休止期→成長期に移行できず、抜けた毛が生えなくなってしまっている、あるいは約1%の休止期の髪の毛の割合が増え、通常以上に抜け毛が多くなってしまっている状態が薄毛です。


薄毛の原因



なぜ毛が薄くなってしまうのか。これにはさまざまな要因があり、大きく分けると以下のものが考えられています。

1.血液循環不良

頭皮の血のめぐりが悪くなり、毛根や毛乳頭に栄養が行きわたらなくなり、毛が抜けてしまい、なかなか毛が生えてこなくなるという理由です。髪の毛の原料が不足してしまっていると考えてください。

2.男性ホルモン

男性に薄毛が多い理由がこれです。男性ホルモン特に「ジヒドロテストステロン
(DHT))」と呼ばれるものが遺伝要素や環境要素と結びついて、毛乳頭における細胞分裂が抑制されて、髪の毛が生えにくくなるというものです。

よく男性ホルモンが強い=性欲が強い人が薄毛になるといわれますが、それは正しくありません。DHT=性欲ではありませんし、男性ホルモンの1つが薄毛のリスクを高めるということに過ぎません。禁欲すれば禿げないというのは都市伝説です。

3.脂漏説

髪の毛の毛根に皮脂が溜まると、毛穴が詰まり炎症が起きやすくなります。皮脂と酸素が酸化反応を起こして、毛が抜けてしまったり、ニキビのようなできものができてしまえば新しい毛は生えなくなってしまいます。

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4.頭皮緊張説

頭がい骨と頭皮の間の血管が圧迫されて、血流が悪くなり、毛乳頭に必要な栄養が行きわたらなくなり、毛の成長が阻まれるというものです。1と似ていますが、これは物理的に頭皮が引っ張れっることで起きる現象です。


薄毛の種類



実際の薄毛は上記の1~4が相互に関係して、複数の要素を持って起きることもあります。/span>(男性ホルモンの多い)男性だけではなく女性にも薄毛がありうるのはそのためです。

1.男性型脱毛症(AGA)

一般的に「AGA(Androgenetic Alopecia の略)」と呼ばれます。男性の薄毛の多くがこれに該当します。男性ホルモン(主にDHT)の影響で、毛の成長サイクルが短くなり、成長期→休止期のサイクルが早くなります。

毛がだんだんと薄くなっていき、最終的には成長期がなくなってしまうため、毛が生えなくなってしまい薄毛になります。


遺伝的な要素が強いといわれていますが(「禿げの家系」があるのはそのためです)それだけではなく、環境やストレス、食事などの要因も関連します。父親や祖父が薄毛だからといって自分も必ずこうなるというわけではありません。

薄毛の進行には2タイプあり、1つは前頭部から脱毛していくもの(おでこから薄くなっていく)と、頭頂部から脱毛していくもの(つむじから薄くなっていく)があります。

2.びまん性脱毛症

女性に多い脱毛症です。加齢やストレス、過剰なダイエット、ホルモンの乱れなど複数の要素が関係して薄毛になります。やはり、髪の毛のサイクルが短くなることによって引き起こされるものです。

AGAと異なるのは、ある部分から薄毛が進行していくのではなく、髪の毛全体が徐々に薄くなっていくということです。女性の薄毛の原因NO1ですが、男性もこの形の薄毛にならないということではありません(比較してAGAが圧倒的だということです)。

3.分娩後脱毛

赤ちゃんを出産した後に、女性ホルモンが乱れることによって脱毛が起きることがあります。これは当然女性だけの薄毛になります。

4.円形脱毛症

10円玉くらいの円形で突然毛が抜けてしまうものです。よくストレスが大きいとなるといわれていますが、実際は自己免疫機能の暴走だといわれています。ただし、ストレスがそれを促す1要因であるようです。

ストレスが大きい人が必ずなるわけでもないですし、ストレスをあまり感じない人でもなる可能性があります。

5.脂漏性脱毛症

頭皮周辺の皮脂が過剰に分泌されて、フケが増えてそれにともなって炎症が起きたり、毛根の活動が悪くなり、毛が成長しなくなり薄毛になります。

6.抜毛症

自分で無意識のうちに髪の毛を抜いてしまう癖です。精神的に不安定になっている可能性もありますし、小さいころからの癖がさらに拡大している可能性もあります。

このほか、内臓疾患や感染症などによって薄毛になってしまうこともあり、その場合は原因となっている病気の治療が最優先です。各種病気の薬の副作用で毛が抜けてしまうことも知られています。


薄毛の予防、改善策



薄毛には複数の要因が絡んでいるので、これをすれば大丈夫!というものはあまりありません。ただし、薄毛になる要因を1つずつ潰していくことで、そのリスクを下げることはできます。


髪の毛周辺のケア

まず大事なのは、髪の毛、毛根周辺の環境をきれいにしてあげることです。皮脂などを除去すれば薄毛のリスクは低下していきます。

髪を洗うときには、刺激の少ないシャンプーを使ってじっくりと頭皮周辺の汚れを取り除きましょう。そしてすすぎは完全にシャンプーを落とすようにしてください。髪を洗った後は、ドライアーなどで髪を乾かして、自然な状態を維持しましょう。

ただし、乾かし過ぎはNGです。頭皮のうるおいまでなくなってしまうと、かえって薄毛になりやすくなってしまいますので注意してください。


生活習慣の改善

ストレスや栄養の偏りは、ホルモンバランスを乱してしまったり、髪の毛に必要な栄養素が不足してしまうことにもつながります。

ごく一般的な健康のための生活習慣の改善が、薄毛対策にも有効です。つまり、規則正しい生活、十分な睡眠、適度な運動、バランスのとれた食生活、お酒を過剰に飲まない、禁煙する・・・、といったものです。

これらを改善していくことで、薄毛になる因子を減らしていくことができます。


育毛剤等の使用

直接髪の毛によい薬を使用するということも合わせて行うことが効果的です。育毛剤には大きく分けると「塗るタイプ」と「飲むタイプ」があります。

1.塗るタイプの育毛剤

頭皮に毛が生えるのに必要な栄養を直接与えて、なおかつ血行をよくします。毛が生えやすくする環境を整えるということです。即効性はありませんが、適切に使用すれば大きな副作用もないです。髪の毛に塗るサプリのようなものだと考えてください。

薬局やドラッグストアで直接購入できます。女性向けのものも発売されています。

2.飲むタイプの育毛剤

もともと高血圧の薬だったものに育毛の副作用が見られたため、それを改良してできたものです。男性ホルモンの働きを体の内部から抑制することによって、薄毛の原因を抑えます。ただし、副作用も大きく(もともと薬の副作用ですから)、ホルモンバランスがおかしくなったり、性機能障害などが出る場合もあります。

これは医師の処方箋が必要で、保険が効かない場合が多いようです。かなりハイリスクハイリターンな方法になります。


薄毛によい食べ物について



日常的に改善できる余地が大きいのが食べ物です、以下の食べ物は薄毛に効果的だといわれるのですので、少しの工夫で薄毛になりやすい要素を減らすことができます。

大豆イソフラボン

大豆製品にはAGAの原因となるDHTの発生を抑制する効果があるといわれています。豆腐などを食べるのもいいですし、みそ汁などを1日1杯飲むだけでも変わってきます。塩分が気になるのならば、豆乳などはいかがでしょうか。最近の豆乳はフレーバー入りで飲みやすくなっています。

毎日、毎食に豆腐製品を1つ加えるだけでも薄毛対策になります。大豆イソフラボンはそのほか美容などにも効果的ですので、健康をトータルに考えた際にもおススメしたい食品です。

亜鉛

亜鉛もDHTを抑制する効果があります。亜鉛が多い食品は、レバー、しじみ、ゴマ、牛肉などです。ゴマはご飯にふりかけるだけでも簡単に食べることができますので、簡単に亜鉛を摂取できます。

亜鉛はそのほかにも健康な体作りに不可欠な栄養素ですので、日常的に摂取したいものになります。


これらは薄毛になりにくくするための栄養素ですが、それに加えて、髪の毛の原料となる栄養素を摂取することも大切です。よくいわれますが、わかめなどの海藻類や、植物性タンパク質、ビタミン・ミネラル類が髪の毛に必要な栄養素として注目されます。

また、髪の毛によくない食べ物を避けることも大切です。簡単にいますと、動物性の脂肪を摂りすぎると、皮脂の分泌が過剰になってしまいますので避けたほうが賢明です。化学調味料などは頭皮や毛根に刺激を与えてしまうことにもなるようです。

要は「ジャンクフード」的な食べ物は、健康だけでなく髪の毛にとってもよくないと憶えておきましょう。


薄毛にはオメガ3脂肪酸が効果的!



油っこいものは皮脂の分泌を増やしてしまい、毛根に詰まるために髪の毛にとってよくないと書きました。同時に、このような食事をしていると高血圧となり、血流も悪くなるので髪に必要な栄養が行きわたりません。

髪の毛に必要な原料が不足して、悪いものが溜まってしまえば薄毛は促進されてしまいます。食べ物での改善は必要ですが、日常的に料理を工夫するのもなかなか大変です。そうした中で、より簡単に薄毛対策として有効な成分があります。それが「オメガ3脂肪酸」です。


脂肪酸と聞くと油だからよくないんじゃないかと思われるかもしれませんが、このオメガ3はむしろ血流をよくして、血液サラサラにできる油なのです。血行がよくなることで栄養が行きわたり、結果として薄毛になりにくい環境を作ることができます。

どんな油でもいいということではなく、肉やサラダ油、マーガリンなどは違う種類の(髪に悪い)油なのでNGです。オメガ3に該当するのは、えごま油やしそ油、亜麻仁油、そして魚の油(DHA、EPA)です。


えごま油や亜麻仁油はあまりなじみがありませんが、植物から取れる油です。ただし、いくら薄毛にいいからといって、そのままこれを飲むわけにはいきません(油であることには変わりないのですから、過剰に飲めば体によくないです)。

これらは、ほかのサラダ油などの代わりに使える場面ではそうしましょうという程度に思っていただいて、注目したいのが魚です。

魚に含まれるオメガ3であるDHA、EPAは非常に良質な栄養素で、健康上さまざまな効果を持っています。魚自体肉に比べればカロリーも低く、健康によさそうです。

DHA・EPA、サプリなら簡単に摂取できます!



DHA、EPAは具体的に血行を改善する効果が非常に大きく、それによって頭皮に必要な栄養素を十分に供給することが可能になります。とはいうものの、それに必要な魚を食べるのはなかなか難しく、かといってえごま油などを飲むわけにもいきませんので、どうしたものかと思いますが、実は、DHA、EPAに特化したサプリが比較的安価で販売されています。

サプリ単体でも薄毛対策に十分なDHA、EPAを摂取することができ、かつカロリーなどもほとんど気にすることはありません(有効成分だけを抽出しています)。ですので、このサプリを飲み続けていただくことで、薄毛になりにくい環境を作ってあげることができます。


薄毛の原因1の血行不良の改善に効果が絶大なのですが、AGAのリスクも減らすことができます。AGAは主に男性ホルモン(DHT)の影響によるものですが、血行がよくなることで、副次的な要因としての血行不良を潰すことができます。オメガ3を摂取して少なくともマイナスにはならないということです。

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飲み過ぎはよくないのですが、用法用量も守れば、魚を食べていても過剰になることはまずありません。日常生活+αの選択肢として、DHA、EPAサプリを検討していただくのも1つの方法だと思います。

この記事のまとめ
  • 薄毛の原因は血行不良や男性ホルモンの影響、ストレスなどによるものなどさまざま
  • すべての要因をなくすことは難しいが、日常生活や食事の改善でリスクを下げることは可能
  • 薄毛の要因の1つである血行不良の改善は食事やオメガ3の摂取の工夫で可能
  • DHA、EPAサプリは比較的容易にそのオメガ3を摂取できる

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