ニキビ跡の種類や対処法



ニキビ跡はご存じの通り、ニキビが治った後の状態です。ニキビができたら必ずニキビ跡ができる訳ではありませんが、ニキビの炎症がひどかったり、ニキビを潰してしまった場合ニキビ跡ができやすくなります。

これ以外に、皮膚科での治療が原因でニキビ跡ができることがあるのですが、やや特殊な例なので、ここでは省略します(詳しくは「ニキビ跡の原因、皮膚科での治療の場合」をご覧ください)。


ニキビ跡のタイプ別対策は?



ニキビ跡ができる原因は色々ですが、問題はどうやって治すかです。まず最初に確認しておきたいのが、自分がどのタイプのニキビ跡なのか、です。ニキビ跡のタイプは大きく言って3つのタイプに分けることができます。

ボコボコのクレータータイプのニキビ跡、シミになっているニキビ跡、赤みがかっているニキビ跡です。それぞれについて、簡単に見ていきます。


凹凸のニキビ跡

実は一番やっかいなのが、このクレーター型のニキビ跡です。ボコボコの具合にもよりますが、程度がひどいと治るまでに半年は軽くかかります。ある有名な皮膚科医の先生は、「クレーターのニキビ跡が治るまで1年は覚悟して下さい」と患者さんにハッキリ仰るそうです。

上の文章をを読んで「私は1年も待てないので、美容外科でニキビ跡を治したい!」という方もいるかもしれません。どうも美容外科=「すぐに結果が出る」と勘違いしている方が多いのですが、意外にそうでもないのです。ニキビ跡の場合、(もちろん程度にもよりますが)早くても4か月程度は見ておいた方がよさそうです。


ただし、美容外科にもそれなりのデメリットがあります。
まず、費用がかなり高額であること。普通に20~30万は掛かりますし、期間によっては50万から100万円かかることもあります。

それで本当にキレイな肌になるなら救われるのですが、美容外科の手術が成功するかどうかは、お医者さんの腕で大きく変わってきます。表ざたにはなっていないものの、手術が失敗するリスクもあり、安易に美容外科に頼るのは危険かもしれません。

<詳しくは以下>
ニキビ跡を治す(クレーター編)



ニキビ跡のシミ・色素沈着

シミというと、紫外線が原因のシミを連想する方が多いかもしれませんが、ニキビが原因でシミができることがあります。いわゆる色素沈着です。

ネット上で、「ニキビ跡の色素沈着はシミ化粧品が有効」みたいな書き込みを時々見かけます。まったく間違いという訳ではないのですが、半分しか正解じゃありません。正解は、「茶色のシミの場合は美白化粧品でいいけど、赤紫色のシミはニキビ跡化粧品が有効」です。

それから美容外科で色素沈着をなくしたいと考えている方は、ダイオードレーザーが有効です。ただ、美容外科は治療費が高額な割にリスクもあり、「レーザー治療のせいで却ってシミが濃くなった」というケースも時々見かけます。詳しくは下記でご確認ください。

<詳しくは以下>
ニキビ跡・色素沈着を消すには?



ニキビ跡の赤み

赤みタイプのニキビ跡は、クレーター・色素沈着に比べて「軽め」と言えます。赤みができる原因は、色素沈着の場合と似ていて、皮膚内の毛細血管が壊れた跡が赤く見えるのが原因です。

治し方としては、地道にニキビ跡化粧水でスキンケアをするのがよいでしょう。(ニキビ跡クレーターほど治すのに時間はかからないでしょうし)。

<詳しくは以下>
ニキビ跡の赤み、消すための方法は?



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ニキビ跡化粧水の選び方



ニキビ跡を解消するには、ニキビ跡専用のスキンケアは欠かせません。最近は様々なニキビ跡化粧品が売られていますが、本当に効果のある商品は極わずかです。

化粧品は、高価だから効果がある!とは限らないものです。

どれを選べば良いのか分からない・・・という方は、下記のポイントを参考にニキビ跡化粧水を選んでくださいね。

・有効成分は自分の症状に合ったものを選ぼう!
・天然成分で低刺激、オイルフリーのものを選ぼう!
・浸透効果や浸透技術に注目しよう!

この3つの点は必ずチェックしましょう。

有効成分は自分の症状に合ったものを選ぼう!


ニキビ跡:赤みタイプ

・ビタミンC誘導体等の炎症を沈静化する成分
・ヒアルロン酸、コラーゲン等の保湿成分


ニキビ跡の赤みは、ニキビ跡の中でも初期段階のものですので、ケアの仕方次第で早い改善が見込めるタイプです。

上でも述べましたが、赤みの原因となるのは「炎症」であり、バリア機能が弱まったお肌に起こるものです。そのため、赤みをピンポイントにケアするというよりも、まずは健やかな肌状態へと導くスキンケアが求められます。


お肌を強くするためには「保湿」が重要です。皮膚内部までしっかりと潤った肌は、炎症を沈静するのはもちろんのこと、肌トラブル全般を効果的に予防してくれます。

保湿成分として代表的なヒアルロン酸や、ヒアルロン酸を蓄えるために欠かせないコラーゲン配合の化粧水を使用することをお勧めいたします。


どちらかだけでも美肌効果が期待できる成分ですが、ニキビ跡を消すという明確な目的がある場合は断然、ヒアルロン酸とコラーゲン両方が配合された化粧水を選びましょう。

この段階で刺激を与えると、色素沈着(シミ)へと悪化する可能性がありますので、優しくケアしましょう。

ニキビ跡:色素沈着タイプ

・ビタミンC誘導体、ダーマホワイト等の美白成分
・ヒアルロン酸、コラーゲン等の保湿成分


ニキビ跡の赤みから紫外線などの刺激を受けて大量にメラニンが生成された、いわゆるシミの状態ですので、美白ケアと同様にビタミンCやメラニンの生成を抑える美白成分が有効です。

しかし、ビタミンCに限らずどんな有効成分も、乾燥した肌ではしっかりと効果を発揮することができません。


そのため、色素沈着タイプもまずは肌の保湿が求められます。ヒアルロン酸やコラーゲン配合のスキンケアで潤いをチャージし、その後ビタミンC誘導体入りの美容液でのピンポイントケアや、新しい美白成分として注目されているダーマホワイト配合の化粧品でニキビ跡の色素沈着を撃退しましょう。

ニキビ跡:クレーター状タイプ

・ビタミンE
・ヒアルロン酸等の保湿成分
・コラーゲン、エラスチン等の肌弾力を高める成分


凹凸ができてしまったニキビ跡は、上記二つに比べて長期戦になるかもしれませんが、化粧水によるスキンケアでも改善は可能です。

ヒアルロン酸やコラーゲン配合の化粧水は保湿効果が高いので、皮膚の水分量保持力が高まり、キメ細やかなお肌を作ります。赤ちゃんのようなふわふわとしたなめらかなお肌は、水分で満たされふっくらとしているためです。


乾燥した肌では、ニキビ跡の凹凸が目立ちやすくなりますので、保湿成分に注目したいところです。特に、クレーター状のニキビ跡は肌弾力をアップさせるコラーゲンも必須成分のひとつです。

そして、コラーゲンの生成にはビタミンCが欠かせません。ビタミンC誘導体入りの化粧水や美容液をプラスすることで、窪んでしまったニキビ跡がふっくらとし目立ちにくくなるでしょう。


また、ビタミンEはお肌のターンオーバーを正常化する働きがあり、凹凸のできた肌を再生するために必要な成分ですので、こちらも要チェックです。

併せてこちら「ニキビ跡を消すための方法を考える」をご覧ください。


天然成分で低刺激、オイルフリーのものを選ぼう!



大人ニキビ・ニキビ跡でお悩みの女性は多いですが、日本女性の肌は他の国の方に比べて皮膚が薄いため、刺激の強い化粧品を使用して肌トラブルを起こすこともあります。

化粧品の品質を保つために配合されている保存料や防腐剤は、人によってはアレルギーを引き起こす危険物質となりますので敏感肌の場合はこうした添加物を含まない低刺激化粧品を選ぶ必要があります。


特に、外資系のものは香料も強く、肌への負担が気になる商品も多いので、天然成分にこだわった国産化粧品をおすすめします

そして、ニキビができやすいという方は、オイルフリーのものを選ぶようにしましょう。余分な皮脂はニキビの原因となります。油分ではなく、保湿成分がたっぷり入ったモイスチャー効果の高い化粧品で潤いを閉じ込めたいですね。


また、ニキビ肌にはアルコール配合の化粧品が効果的だとされていますが、殺菌・抗菌作用がある一方で水分を蒸発させる働きがありますので、継続的に使用することで肌の乾燥を招きます。

ニキビ跡を改善する上で乾燥は絶対に避けたい肌トラブルですので、アルコール配合化粧品には注意しましょう。



浸透効果や浸透技術に注目しよう!



どんなに高価な成分でも、肌が乾燥でごわついた状態ではせっかくの有効成分が肌の奥まで行き届きません。

浸透力の高い化粧品を使用するのも手ですが、角質層まで“しっかりと確実”に栄養を与えるためには、潤いのある柔らかい肌を作る必要があります。


浸透力を高めることに特化した導入型ニキビ跡化粧水という新発想のスキンケアもありますので、今まで色んな化粧品を試してみたけど何の効果も感じなかった…という方はこうした新しいケアでアプローチしてみるのも良いかもしれません。


また、当社で紹介しているニキビ跡化粧水は、メーカー各社それぞれが独自開発したオリジナル成分やナノ化技術によって、肌への浸透力アップを成功させています。

ニキビ跡に特化したものや、ニキビ跡とニキビの両方をケアする化粧品もありますので、よく吟味して選んでみてください。


結局のところ、どの化粧水を使えばいいの?

ニキビ跡は30代~40代女性の肌の悩みの上位に来ている位なので、どんな化粧水を使ってスキンケアをすればよいか、関心が高いですよね。結論から言うと、以下が参考になります。

 ニキビ跡を消す化粧水、選ぶならどれ?


一応補足をしておくと、ニキビ跡の化粧水は化粧品各社から色んな商品が出ていて、選ぶのが一苦労です。ですけど、やみくもに選ぶのはNGです。たとえば、日本で最も知名度の高いニキビ化粧水といえばプロアクティブですが、人によって「当たり外れ」が大きく、「外れ」の場合、ニキビが治るどころか却って炎症を起こして悪化します。

上記では、ニキビ跡ケアに最適な化粧水を複数紹介しておりますので、参考にしてもらえたらと思います。

スキンケアや美容外科以外でニキビ跡を治すには



上記では、ニキビ跡のタイプやスキンケア・美容外科での対処法について簡単に紹介しました。ですけど、それ以外のニキビ跡の改善法を知りたいという方もいると思います。生活スタイルを変えたり、食事メニューを見直したりですね。

あんまり過度な期待をさせてもいけないので注意書きをしておくと、生活スタイルを変えたり食事メニューを替えるだけで、ニキビ跡が消えたりはしません。(そういうことができると宣伝して、情報を高く売りつけようとする業者がいますけど、明らかに誇大広告です)


ただし、美肌になるために生活習慣や食事を見直すことはムダではありません。例えるなら、スポーツで言う「筋トレや柔軟」に当たります。「筋トレや柔軟」をしたからといって、野球が上手くなる訳ではありません。ですが、「筋トレや柔軟」をやることで、打ったボールがより遠くに飛ぶようになるかもしれないし、怪我のしにくいカラダになります。

生活習慣や食事によるニキビ跡対策も同じで、そうした対策を取ることで、「ニキビ跡が治りやすい土台」を作ることはできます。同じニキビ跡化粧水を使っても、喫煙の習慣がある人とない人では効果が違ってくるのと同じですね。

そうした生活習慣・食事についての提案は下記で紹介してますので、興味のある方は参考にしてください。

<詳しくは以下>
ニキビ跡を消すための方法を考える