自分のお肌にぴったりなニキビケアを見つけよう!

ニキビができやすい肌といえば、脂性肌と考えがちですが、乾燥肌にもニキビはできます。

ニキビケアは自分の肌タイプに合ったものでないと、思うような効果は上がりません。

 
自分の肌タイプを知って、それに合ったニキビケアを見つけるには、どうしたら良いかを解説します。

肌タイプの種類

肌のタイプにはどんなものがあり、自分の肌タイプを知るにはどうしたら良いのでしょうか?

4つの肌タイプ

肌のタイプには、普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌の4つがあります。

「普通肌」は、言い換えると「健康肌」で、悩みやトラブルのない肌です。

 
普通肌という言葉から分かるように、他の肌タイプは「普通でない肌」、つまりトラブルを抱えた肌ということになります。

つまり「肌タイプ」というのは、肌質による分類というよりは、肌トラブルによる分類なのです。

 
「乾燥肌」は、肌の水分量が少ない肌=肌の保水能力が低い肌です。保湿ケアをしても乾燥しやすい肌、とも言えます。

ある調査によると、女性の約8割が自分を乾燥肌だと感じています。

 
「脂性肌」は、皮脂の分泌が多く、テカる、化粧崩れしやすいなどの悩みを抱える肌です。

脂性肌の人が注意したいのは、「隠れ乾燥」といわれる症状です。

 
これは、皮脂が多い原因が肌の乾燥にあり、それをカバーするために皮脂分泌が過剰になっている状態です。

「混合肌」は、皮脂が多くテカる部分もあるし、乾燥してかさつきを感じる部分もある肌です。

 
実は、乾燥肌も脂性肌もよく見るとある程度は混合肌のことが多く、肌の状態がノーマル(普通)でないと、場所によって乾燥したり皮脂が多くなったりします。

肌のタイプを固定的に考えない

乾燥肌や脂性肌は、生まれつきの体質(肌質)という要素もありますが、多くの場合ノーマルな状態から離れてしまった「肌の現状」です。

その現状が長く続くと「肌質」と考えてしまいがちですが、肌タイプは固定的なものでなく、正しいスキンケアで普通肌に近づくことができます。

 
ニキビとの関係でも、脂性肌も乾燥肌も普通肌よりはニキビができやすい肌だと言えます。

肌タイプに合ったニキビケアは大切ですが、肌タイプをあまり固定的に考えると適切なケアができないことがあります。

敏感肌は肌のタイプではない

「敏感肌」は肌のタイプではなく、最も普通肌から遠く離れてしまったトラブル肌です。

肌のバリア機能が極端に低下すると、石けんや化粧水の刺激にも反応して炎症を起こす敏感肌になります。

 
敏感肌でもっとも多いのは、乾燥肌が進行して肌のバリア機能が低下するケースです。

特殊なアレルゲンに反応するアレルギー肌を除いて、敏感肌もスキンケアで改善することができます。

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肌タイプとニキビの関係

肌タイプによってニキビができる原因は違うのでしょうか?

また、脂性肌の人のニキビケアと、乾燥肌の人のニキビケアは、どこが違うのでしょうか?

脂性肌とニキビ

ニキビができる原因は「皮脂の過剰」だとよく言われますが、直接の原因は「皮脂詰まり」です。

皮脂が多いと毛穴が詰まりやすいのは確かですが、それだけではニキビはできません。必ず皮脂の出口(毛穴)の状態が関係しています。

 
脂性肌の人がニキビケアでよくする間違いは、「角栓を取ろうとする洗い過ぎ」と「テカリを嫌ってクリームを使わずに肌を乾燥させる」ことです。

洗い過ぎも乾燥も、肌のターンオーバーのリズムを狂わせ、毛穴付近の「角化異常」を起こしがちで、それが皮脂詰まりの原因になります。

 
毛穴の出口近くの角質層が厚くなって、出口が狭くなるのです。

毛穴をふさぐ「角栓」は、毛穴の外から入る剥がれた角質と思われがちですが、そのほとんどは毛穴内部の角化異常によって増えた古い角質(垢)です。

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乾燥肌とニキビ

皮脂が少なくても出口がふさがれれば、やがて皮脂は毛穴内部に溜まってニキビになります。

肌は乾燥すると、低下したバリア機能を回復しようとして、ターンオーバーを早めます。

 
毛穴の出口がふさがれる原因は、脂性肌のニキビと同じ角化異常なのです。

また乾燥した角質は硬く縮んだ状態なので、毛穴の出口の柔軟性が失われて角栓ができやすい状態になっています。

 
乾燥肌の人のニキビケアのポイントは、十分に保湿して、肌のバリア機能が回復するのをサボートすることです。

大人のニキビと肌タイプの関係

フェイスラインにできやすい「大人のニキビ」は、肌のタイプに関係なく、脂性肌の人にも乾燥肌の人にもできます。

顎(あご)は男性なら髭(ひげ)が生える部分で、男性ホルモンの影響が大きい(受容体が多く分布している)場所です。

 
フェイスラインは女性でも男性ホルモン受容体が多い部分です。

ストレスを受けると、女性も男性ホルモンの分泌が増え、それを感じやすいフェイスラインの皮脂の分泌が活発になります。

 
フェイスラインは、普段は皮脂の分泌が少なく、皮脂腺があまり発達していなので、ストレスによって急に皮脂分泌が増えると、皮脂詰まりが起きやすいのです。

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肌のタイプを変えることはできる?

乾燥肌や脂性肌に悩んでいる人が、肌のタイプを変えることはできるのでしようか?

またそのためには、何をしたら良いのでしょう?

スキンケアで肌のタイプは変わる

初めに触れたように、乾燥肌や脂性肌という肌タイプは固定的なものではなく、普通肌からトラブル肌に傾いた状態です。

混合肌、隠れ乾燥、敏感肌という言葉も、肌タイプがトラブルの種類や程度を表すものであることを示しています。

 
したがって肌タイプはスキンケアで変えることができ、スキンケアは「様々な肌タイプを普通肌に戻すのが目的」だとも言うことができます。

理想的な肌の状態とは?

理想的な肌とは、見た目に美しく、トラブルのない肌です。

この2つは同じことを別の言葉で言っているだけで、見た目は美しいがトラブルの多い肌とか、見た目は美しくないがトラブルはない、という肌はありません。

 
見た目に美しくトラブルのない肌とは、言い換えると「バリア機能が高い肌」です。

肌のバリア機能を担っているのは、角質層に含まれる水分なので、水分を十分に含んでいる肌が理想的な肌だと言えます。

 
角質のヘリが剥がれたりしていない、肌理(きめ)の整った美しい肌でないと、水分を保つことはできません。

水分をたっぷり含むと、肌は柔らかくなり透明感がでます。

理想の肌状態に近づくには

肌のバリア機能には水分が欠かせないとすると、理想の肌に近づけるには「肌を乾燥させない」ことがまず大切だということが分ります。

自分を脂性肌だと思っている人も、隠れ乾燥や混合肌にならないために、肌の保湿は重要です。

 
ニキビケアでも、皮脂を抑えることや角栓を取ることよりも、まず肌を乾燥させないことがポイントになります。

肌を乾燥から守ることで、ターンオーバーが正常化して、徐々にバリア機能が高い「普通肌」に育ってきます。

 
普通肌=健康肌は、皮脂の分泌が過剰にならず、皮脂詰まりが起きにくいので、ニキビもできにくくなります。

脂性肌にも乾燥肌にもニキビはできるので、自分の肌タイプに合ったニキビケアをすると同時に、普通肌に近づくことが究極のニキビケアだということも忘れないようにしたいですね。

 

この記事のまとめ

  • 肌のタイプには、普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌の4つがある
  • 普通肌とは、トラブルのない健康肌のことである
  • 脂性肌でも乾燥に注意することで、ニキビが少なくなる
  • 肌のタイプは固定したものでなく、スキンケアで普通肌に変えることができる
  • ニキビは普通肌に近づくにしたがって出にくくなる