ニキビ治療薬について



ニキビ治療薬とは、皆さんが皮膚科などに行った際にお医者さんから処方されるニキビを治すためのお薬です。ニキビ治療薬には、お肌に塗るタイプのお薬と、飲み薬(内服薬)としてのニキビ治療薬がありますが、ここでは同じものとして扱います。

ニキビ治療薬として皆さんが真っ先に思いつくのがディフェリンゲル(ディフェリン)だと思います。


ディフェリンゲルはニキビに有効?危険性は?

ディフェリンゲルは2008年に日本に導入されたニキビ治療薬で、現在最も広く普及している治療薬と言ってもいいでしょう。確かにこの治療薬の効果は大きく、今まで治すのが難しいとされていた炎症のひどい赤ニキビにも、かなりの効果を発揮します。その上、保険適用が効くのでかなり割安にニキビ治療を受けることができます


詳しくはこちらをご覧ください。
ニキビ治療薬、ディフェリンゲルとは?

ディフェリン®ゲル0.1%(ガルデルマ/塩野義製薬)(外部ページ)




一見、万能に見えるディフェリンゲルですが、大きな欠点というか副作用もあります。それは、ニキビが治るまでに1ヶ月程度の時間がかかるのですが、その間ひどい炎症を起こすのです。

どのくらい酷い炎症かというと、顔に一面吹き出物ができたように見えるため、あたかもディフェリンゲルによってニキビが悪化したように見えるほどです。


実際には、これがディフェリンゲルの副作用になるのですが、利用者の約8割がこの副作用に悩まされます。

このディフェリンゲルの副作用については「ディフェリンゲル、その副作用について」をご覧ください。



以上のように、ニキビ治療薬は確かに効果があるのですが、時と場合によっては大きな副作用もたらすとともに、相性が合わない人が使うとかえってニキビが悪化すると言う逆効果も見られます。

ニキビ治療薬のほとんどは、皮膚科で処方されます。「ニキビと皮膚科」について皆さんが思い浮かるイメージに、 「ニキビは皮膚科へ」と言うCMを連想する方がいるかもしれません。


今まで見てきたように、ニキビができたときに皮膚科に行くのはそれほど間違いでは無いのですが、その一方でかえってニキビが悪化した人がいるのも事実です。

そもそも、 「ニキビや皮膚科へ」は誰が運営しているサイト側ご存知でしょうか。あのサイト、あまり知られていないのですが、ある製薬会社が運営しています。


では、ここで問題ですが、なぜ製薬会社があのようなニキビの情報サイトを作ったのでしょうか。もちろんそこには、製薬会社ならではの利益が絡んでいます

製薬会社としては、ニキビになった方には少しでも多く皮膚科にかかってもらいたいのです。なぜなら皮膚科に通う患者が増えれば増えるほど、そこで処方されるニキビ治療薬も増え、それが製薬会社の利益になるからです。



とは言え、あのサイトも全く意味がないというわけではありません。皆さんがニキビになったときに真っ先に利用するのがニキビ化粧水だと思いますが、中には粗悪品が含まれているのも事実です。

粗悪品というのがおおげさだとしても、プロアクティブのような刺激の強いいニキビ化粧水も存在し、ニキビを悪化させる方がいるのも事実です。


その一方で、ディフェリンゲルに見られるように、ニキビ治療薬には副作用を伴うことが多いのです。

つまりニキビ治療薬の扱いには注意を要するのですが、皮膚科医の中にはその辺が無頓着な方もいて、患者のをお肌の相性を考えずにニキビ治療薬を処方するケースが多いのです。

この結果、皮膚科に行ったのにニキビが全く治らないか帰って悪化したケースもよく耳にします。


以上のように、ニキビ治療薬には、扱いの難しさが常にあります。下記では、皮膚科の先生が処方するニキビ治療薬について紹介した記事を扱っておりますので、よかったら参考にしてください。

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個人輸入のニキビ治療薬は絶対NG



重度のニキビ症の方の中には、いろんな方法を試してみたが一向に治らないと悩む方もいらっしゃるでしょう。効き目が高いと聞くものは何でも試してみたくなるお気持ちもよくわかります。

現代では世界の様々な医薬品がインターネットで簡単に購入できます


その中には個人輸入や個人輸入代行によって医薬品を販売しているホームページがいくつも存在していますが、商品の安全性は実は不確かなものがとても多いのです。

個人輸入による危険性

個人輸入として注意喚起が促されているのが、ニキビ薬を含む医薬品、化粧品や医療機器などが挙げられます。

なぜ、個人輸入が危険だと言われているのか、その理由についてまとめました。


■安全性や有効性が未確認
海外製の医薬品については、日本国内の薬事法をクリアしていないものがたくさんあります。

我が国のように品質についてきちんと確認が行われておりませんので、有効性がなかったり、体に害をもたらす物質が含まれている可能性があります。


また、その薬が不衛生な環境で製造・保管されていることも考えられます。

私達が近所のドラッグストアなどで気軽に購入できるような医薬品とはまったく違うものだということを理解していただきたいと思います。


■偽物の可能性
個人輸入の場合は、成分表や使用方法、効果・効能と言った重要な情報もすべて英語表記となりますので、本当に正しい薬であるのか理解するのは難しいでしょう。


■悪質な販売業者
悪質なものでは、個人輸入代行と称してライセンス許可さえ受けていない人が違法に商品を販売している事もあります。

また、販売利益を得るために、弱みにつけこんで商品の効果・効能をおおげさに謳っている場合もあります。

万が一、副作用が起きた際は適切な対応が受けられないというリスクもあります。


ニキビは顔に出る事が多いし人目にさらされる事からも、一刻も早く治したいと考える人も少なくありません。思春期に出るニキビなどはいじめの対象ともなりかねませんし、本当に深刻なものだと思います。

「副作用なんて起こるかわからないし、ニキビが治ればそれで良い!」なんて、安易に海外製のニキビ治療薬を服用して本当に大丈夫なのでしょうか?


実際に個人輸入で起きた健康トラブル

個人輸入で購入した海外製医薬品を使った方の中には、吐き気、めまい、躁鬱、コレステロール値上昇、など様々な副作用を訴える人もたくさんいらっしゃいます

ダイエット関連の海外製医薬品では亡くなられた例もあります。特に女性の方は生理が止まってしまう等の副作用例もありますので注意が必要です。


最近、こういった海外製の医薬品による副作用被害がとても深刻になっていて、厚生労働省でも注意を促しています。安易にこういった個人輸入の製品を利用して副作用がでてしまったとしても、ほとんどは自己責任です。個人輸入業者も国も、誰も責任はとってくれません。

ニキビ治療をするはずが、さらに深刻な副作用と戦う事になれば日常生活にも支障をきたすことになりかねませんよね。こうしたリスクを背負ってまで個人輸入業者に頼る必要性が本当にあるのかどうか、もう一度よく考えてみましょう。


ネット通販で薬を購入する場合の注意点は?

個人輸入の危険性についてこれまで述べてきましたが、ネットが流通した今では、日本国内のネット通販においても医薬品を購入する場合は注意する必要があります。

以前から、副作用などのリスクが低い第3類医薬品はネットでも簡単に購入することが可能でした。

しかし、薬事法改正により、現在では、薬剤師による対面指導が必要であった第1類医薬品、第2類医薬品についてもネットで購入できるようになりました。


その利便さゆえに、薬の危険性に対する意識が薄くなってきています。ネット上でも使用上の注意は呼びかけられていますが、やはり実際に対面して薬剤師から説明を受けるのとは訳が違います。

また、医薬品を販売するネット通販会社も数多く存在していますが、ある企業の報告データによると、各販売業者に薬についての質問を投げかけたところ、実際に返事が来たのは55%。約半数の業者は、売ったら知らんぷりをしているという現状があります。


返事があったという業者にしても、薬剤師がきちんと対応しているというのが判別できたのは、そのうちのたった3%弱だと言います。


悪質サイトに騙されないためのポイント

中には、販売許可を取っていない違法業者もいますので、輸入品でなくてもネットで購入する際は気をつけなくてはなりません。

悪質サイトでないかを見極めるポイントは、以下の通りです。

・店舗の名前や正しい住所が書かれているか
・開設者や自治体など、許可証が詳しく書かれているか
・相談用の電話番号が書かれているか
・在中する薬剤師の存在が明らかにされているか
・医薬品の情報について詳しく書かれているか
・口コミがたくさん投稿されているか

商品の値段が安すぎたり、効果・効能について誇大に謳われているサイトも注意です。


ニキビ跡に効く治療薬はない



それから、もう一点注意しておいてもらいたいのが、上で紹介したニキビ治療薬はあくまでニキビを治すためのものだということです。

裏を返すとニキビ治療薬のほとんどはニキビ跡には効果がありません。そもそも、ニキビは皮膚の病気の一種ですがニキビ跡を病気ではないのです。

そのため皮膚科医の先生はニキビ跡を直すことにはあまり熱心ではなく、ビタミン剤を処方することがほほとんどです。


ですから、ニキビ跡を治すためには効果の高いニキビ跡の化粧水を利用するか、皮膚科ではなく美容外科や美容皮膚科に行くと良いでしょう。

下記では効果が高いとされるニキビ跡化粧水について紹介してますのでよかったら参考にしてください。

 ニキビ跡、化粧水を選ぶならどれ?


最後に、もう一度この章を振り返ります。ニキビ治療薬は効果が高い半面、副作用もあり誰にでもお勧めできる対処法ではありません。

肌に触らなくてもニキビが痛むというほどひどい炎症なら皮膚科に行くべきですが、そうでないならまずは効果の高いニキビ化粧水でスキンケアをすることをおすすめします。

 ニキビ化粧水、オススメはどれなの?

上記では人気の高いニキビ化粧水を紹介していますので良かったら参考にしてください。