繰り返しできるニキビ、原因と対策は?

ニキビを繰り返す原因

治ったと思ったら、また新しいニキビが…こんなことを繰り返していると「私のニキビケアは間違っているのでは?」と不安になりますね。

繰り返しできるニキビの原因は何で、本当に有効な対策は何かを解説します。

ニキビを繰り返す原因1: 乾燥肌

ニキビを繰り返す原因でもっとも多いのが「乾燥肌」です。

肌が乾燥してバリア機能が低下すると、肌の角質が厚くなり、毛穴詰まりを起こしやすくなります。

 
繰り返しニキビができる時は、まず乾燥肌になっていないかをチェックすることが必要です。

では乾燥肌になる原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

不適切な洗顔

クレンジングや洗顔で角質をはがし過ぎると、必ず乾燥肌になります。

ニキビをくり返す人は、皮脂をきれいに洗い流そうとして洗い過ぎ、角質を過剰に剥がしていることが多いので注意しましょう。

 
オイルクレンジングの常用も乾燥肌の原因になります。

オイルクレンジングには大量に界面活性剤が配合されており、毎日使用すると角質の細胞間脂質や天然保湿成分までも奪われます。

 
クレンジングは、界面活性剤の配合が少ないクリームタイプを選びましょう。

さっぱりと洗い流せるものには、界面活性剤が多く配合されています。

 
石けん洗顔は1日2回までにし、たっぷりの泡で優しく洗いましょう。皮脂を完璧に洗い流そうとするのは良くありません。

ニキビの原因になるのは毛穴に詰まった皮脂で、肌の表面に出た皮脂ではありません。

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肌を保湿していない

ニキビをくり返す人は、乳液やクリームを使いたがらない傾向がありますが、これは逆効果です。

化粧水や美容液で保湿しても、そのままでは肌はすぐに乾燥し始めます。

 
乳液やクリームの使用を避けると、皮脂が多くベタつくのに乾燥している、というインナードライ(隠れ乾燥)が進行します。

化粧水で保湿した後はすぐに乳液やクリームでカバーしましよう。肌が十分に保湿されていると、皮脂の分泌が次第に少なくなります。

紫外線対策が不十分

紫外線は肌を乾燥させる大きな原因です。

肌の負担を減らすつもりでUVケア製品を使うことをためらっていると、かえってニキビのできやすい肌を作ることになります。

 
肌に負担の少ない、紫外線反射材を使ったUVケア製品を使いましょう。

ファンデーションは、肌に密着するリキッドタイプではなく、パウダータイプがおすすめです。

 
日傘や帽子などのUVカットグッズも活用しましょう。

 

ニキビを繰り返す原因2: 男性ホルモンの過多

ホルモンバランスが崩れて男性ホルモンが過剰に分泌されると、皮脂の量が増え、ニキビの原因になります。

ホルモンバランスの乱れは、以下のようなものが要因になります。

ストレス

脳はストレスを感じると、それに対抗するために「抗ストレスホルモン」を分泌する指令を出します。

コルチゾールやアドレナリンなどの抗ストレスホルモンには、男性ホルモンの分泌を促進する作用があります。

 
顔ではフェイスラインや口の周りが、男性ホルモンに対する感受性が高く、ストレス性のニキビができやすい所です。

ストレスの高い状態が続くと、ニキビが繰り返しできやすくなります。

 
ストレスは人間関係や仕事などの様々な場面で生じるので、その解消は思うに任せないことが多いのが現実です。

自分では意識していないストレスが、身体には影響がより大きいと言われています。

 
ときにはストレスに向き合って、それを乗り越える努力も必要ですね。

また、すぐにストレスを解消するのが難しい時は、生活習慣を改善するなどで、側面から肌の調子が低下しないように気を付けることも大切です。

生活習慣の乱れ

夜型の生活、睡眠不足、朝食を抜くなど、生活が不規則になると、やはり男性ホルモンの分泌が増えます。

生活の自然なリズムの乱れると、自律神経は「緊張モード」になり、「リラックスモード」への切り替えがうまくいかなくなります。

 
緊張モード(交感神経が優勢の状態)は、精神的なストレスと同様に、男性ホルモンの分泌を増やす作用があります。

くり返しニキビが発生する人は、早寝早起きなどの「平凡な生活習慣」を軽視しないことが大切です。

体内時計のリズムに逆らわない、自然な暮らしがニキビのリスクを減らします。

 
栄養のバランスにも気を付けて、朝食もしっかり食べるようにしましょう。

とくに糖質(炭水化物)の摂り過ぎは、皮脂の分泌を増やすのでNGです。

 
タンパク質や肌の調子を整えるビタミンA・C・Eを積極的に摂取しましょう。

ニキビの原因になる便秘を予防するために、食物繊維の摂取も大切です。

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ニキビを繰り返す原因3: ホルモンバランスの変化

繰り返すにキビのもう1つの大きな原因に、女性ホルモンのバランスの変化があります。

ホルモンバランスの変化でなぜニキビができやすくなるのでしょうか?

卵胞ホルモンと黄体ホルモン

生理前にニキビができやすくなるのは、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が減って、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増えるからです。

エストロゲンは「美肌のホルモン」とも呼ばれ、血行を促進する、肌のコラーゲン生成を促進する、角質の細胞間脂質を増やすなど、肌のコンディションを整える様々な働きをします。

 
生理前2週間は、エストロゲンの分泌が減へることで、肌荒れや乾燥肌などのトラブルが起きやすくなります。

一方の黄体ホルモンには皮脂の分泌を促進する作用があります。

 
エストロゲンの分泌が減って肌の調子が悪くなっているときに、皮脂が増えるとニキビができやすくなります。

また、黄体ホルモンは、子宮内膜を厚くして妊娠の準備を整えるために分泌されるので、身体全体でも水分や栄養をため込もうとする傾向が出ます。

 
そのため生理前は、むくみが出たり、便秘になりやすくなります。

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生理前のイライラや気分の落ちこみ

女性ホルモンのバランスの変化は精神面にも影響を与え、生理前はイライラする、怒りっぽくなる、気分が落ち込むなど、感情が不安定になりがちです。

この症状が強く出るとPMS(月経前症候群)と呼ばれ、日常生活にも大きな影響を与えることがあります。

 
本人でもコントロールできない感情の変化は大きなストレスになり、男性ホルモンの増加や自律神経の失調を招きがちです。

生理前に繰り返しニキビができ、精神的なストレスも大きい場合は、低用量ピルの服用が有効です。

 
低用量ピルは2つの女性ホルモンをコンスタントに補給することで、ホルモンバランスの変化を小さくする作用があります。

生理前には、エストロゲンに似た働きをする大豆イソフラボンを積極的に摂取するのも、効果が期待できます。

 
大豆イソフラボンは、豆腐、納豆、みそ、豆乳などの大豆製品に豊富に含まれています。

生理前は「美肌のホルモン」が低下する時期なので、対抗策として「美肌のビタミン」と言われるビタミンA・C・Eを積極的に摂るのもおすすめです。

 
ホルモンバランスの変化は、女性に備わった自然の生理ですが、その変化が「ホルモンバランスの乱れ」につながらないように、生活習慣を整えることも重要です。

ニキビの原因には色々ありますが、繰り返しニキビができるときは、必ず「毛穴詰まりを起こしやすい肌の状態」が関係しています。

 
その対策として役に立つスキンケアの方法や生活習慣の改善についてお話ししました。ぜひ参考にしてください。

 
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この記事のまとめ

  • 繰り返すニキビの根本原因は、角化異常と皮脂の過剰
  • 乾燥肌がニキビの繰り返しに関係していることが多い
  • ストレスや不規則な生活による男性ホルモンの過剰も大きな原因
  • 女性はホルモンバランスの変化が、周期的にできるニキビの原因
  • 肌の健康を常に意識することで、繰り返すニキビの発生は軽減する