ニキビ跡による肌のくすみ、解消するには?

肌がくすむ女性

10代を中心に、思春期の肌トラブルといえば代表的なものがニキビです。20代以降、30代でもガンコに吹き出物として出続ける場合もありますね。

問題はニキビそのものだけでなく、ニキビ跡による肌の状態悪化です。

 
跡が残るといってもさまざまな種類がありますが、共通しているのは「肌がくすんで見える」ということです。

ニキビ跡で肌がくすむ!原因は?

そもそも「くすみ」とは、肌の透明感がなくなり、ぼんやりと見える状態のことです。

肌のきめ細かさや明るい印象がなくなり、ワントーン顔色が悪くなったように見えてしまいます。

 
ニキビ跡には大きく分けて3つのパターンがありますが、くすんで見える視覚効果が強いのは色素沈着によるものでしょう。

ニキビ跡によるくすみってどんなもの?

では、まずニキビ跡の3大パターンについてご説明しましょう。どのニキビ跡も、経験者にとっては許しがたいイライラする存在です。

まず一つ目が、「赤いニキビ跡」です。これは比較的よくあるパターンです。ニキビに悩んだことがあれば、どなたでも経験があるかと思います。

 
これは肌の炎症後のうっ血のようなもので、毛穴周囲の静脈の血流が滞り、肌表面に赤みが残って見えます。

炎症が深いと赤みが長引きますが、炎症が治まれば赤みもひきます。3大パターンの中でも治りやすいニキビ跡といえるでしょう。

 
次に、赤い跡が引いた後に残りやすい、「うす茶色いシミのようなニキビ跡」です。

炎症である赤みが引いてからも、茶色いシミ状の色素沈着が残っている状態です。

 
改善は可能ですが、赤いニキビ跡より手ごわいと思って下さい。

そばかすや加齢によるシミ同様に、茶色いニキビ跡が散らばると一気に肌のくすみ感は加速します。

 
この記事では、最も肌のくすみを強調してしまうこの茶色いタイプのニキビ跡を改善できないか、しっかり検証していきます。

最後に、肌表面の色素沈着とは違うニキビ跡についてもご説明します。赤い跡、うす茶色い跡とは違い、物理的に凹凸しているクレーター状のニキビ跡です。

 
自力での改善はとても難しく、美容皮膚科での治療が必要なことが多いニキビ跡です。

ニキビが化膿して皮下組織を破壊して残ってしまったニキビ跡で、皮下組織の再生は簡単にできません。

 
深刻な場合はプロの手を借りた方がいいニキビ跡になります。

ニキビ跡で肌がくすむ原因は?

どのニキビ跡でも肌はくすんで見えるものですが、前述どおり、うす茶色い色素沈着によるニキビ跡に的をしぼってご説明致します。

透明感のある肌に対して、うす茶色いシミがあると肌は一気にくすんだ印象になってしまいます。

 
茶色いニキビ跡の原因としてまず考えられるのは、紫外線の影響です。日焼け同様にメラニン色素が関係しています。

ニキビによる炎症が起きている肌は、メラニンの生成を促すホルモンが分泌しやすい状態です。

 
そこに紫外線を浴びてしまうと、メラニンが大量生成されて、ニキビ跡と反応して色素沈着してしまうのです。

また、摩擦や雑菌による炎症悪化も原因になります。

 
ニキビが気になるからとゴシゴシ顔を洗ったりニキビに触ってしまうことがありますね。

このように肌に刺激を与えることも、メラニン色素を増やす原因になります。

 
また、自分の指でニキビをつぶすと、指の雑菌が肌の奥まで入って炎症を悪化させます。

赤みのあるニキビ跡がなかなか治らず長引くと、将来的に茶色い跡になって残ってしまうのです。

 
そして肌のくすみを加速させる最大の原因は、血行不良による新陳代謝の停滞です。

20代なら約一か月で正常な肌の新陳代謝が起きるのに対し、血行不良でこのサイクルが遅れると、古い角質がなかなか剥がれません。

 
このためニキビ跡の色素沈着が肌に定着してしまい、一気に肌がくすんでしまうのです。

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ニキビ跡のくすみは皮膚科、美容外科で解消できる?

もうできてしまったニキビ跡やくすみは、皮膚科で解消できるのでしょうか。

手ごわいニキビ跡や早くなんとかしたいと思っている方には、皮膚科や美容外科の受診をおすすめします。

皮膚科での治療は?

皮膚科では今できているニキビに対して、抗生剤や抗菌剤の塗り薬が処方されます。

ニキビは皮膚の疾患とみなさるため基本的な治療には保険が適用されます。

 
しかし既に出来てしまったニキビ跡の改善は、皮膚疾患の治療の一環とはみなされないため、保険は適用されないことが多いです。

美容外科でのニキビ跡治療は?

どうしても確実にくすみを取りたい!という方は、美容外科を利用するのもひとつの手です。

肌の深部に刺激を与えて、組織の再生を促す「レーザー治療」が有名ですね。

 
色素に反応する光エネルギーを広範囲に照射する「光治療」や、古い角質を強制的に剥がして新陳代謝を促す「ケミカルピーリング」もあります。

どれもプロの手でしつこい肌くすみを一掃できる期待ができますが、肌への刺激で一時的に赤みやかゆみが出ることがあります。

 
お値段は医院によって違うので明言できませんが、これらの治療は一度では終わらず、複数回繰り返す必要があるのである程度の費用もかかります。

 

ニキビ跡による肌のくすみを自分で解消する方法は?

皮膚科や美容外科へ行かず、自分でできるお手入れや生活改善もあります。

原因をしっかり対策して、肌の新陳代謝をよくすることがポイントです。

美白化粧品を使う

色素が沈着している肌に対しては、日々の基礎化粧品を美白化粧品にすることをおすすめします。

有名な美白成分には、ビタミンC誘導体やハイドロキノンがあります。また、メラニンの抑制効果があるトラネキサム酸やアルブチンも有効です。

 
これらの成分が入った基礎化粧品を毎日使い、新陳代謝を促進しましょう。

有効成分が肌の奥にしっかり届くように、洗顔材や拭き取り化粧水にピーリング成分配合のものを選ぶのもいいでしょう。

ビタミンを含んだ食材を摂る

血行を改善して肌の新陳代謝をよくするためには、日々の食生活の見直しも有効です。

おすすめは皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンA、ニキビ跡のシミの原因になる酵素を抑えるビタミンB6です。

 
また、美白効果の王道であるビタミンCは欠かせません。ビタミンAの補給には、毎日食べられる卵や人参、そのほかレバー、うなぎ、あなごなどが挙げられます。

ビタミンB6はニンニク、マグロやカツオ、アボカド、鶏ひき肉に多く含まれています。

 
ビタミンCはメラニンの生成を抑えるので積極的に摂りましょう。キウイやレモンなどのフルーツはもちろん、パセリなどにも豊富です。

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蒸しタオルやピーリング剤を使う

蒸しタオルは肌の血行促進に大きな効果が期待できます。

クレンジングで汚れをきちんと落としてから、温かい蒸しタオルを顔にのせて2~3分待ちましょう。

 
その後は有効成分を浸透させ、毛穴を引き締めるために必ず化粧水を使って下さい。コットンを使ったパックも効果的です。

これと合わせて、自宅でできるピーリング剤を使うのもいいでしょう。余分な角質を除去することで、美白成分が肌に浸透しやすくなります。

 
ただし、本来なら新陳代謝による肌のターンオーバーは一か月かかります。

肌質に合わせて行わないと逆に皮膚を傷めてしまうので、本格的なピーリングはやりすぎ禁物です。

 
スペシャルケアとして行うようにして、その後の保湿はしっかりと行うようにして下さい。

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この記事のまとめ

  • 肌がくすむ原因は血行不良や新陳代謝の遅れ
  • まずはニキビができないようにし、紫外線や摩擦を避ける
  • 皮膚科や美容外科での治療もひとつの方法
  • 自分でもバランスのいい食生活で血行改善しよう
  • 美白化粧品でのお手入れを怠らないこと