流行の最先端!アメリカ人女性のニキビケアとは?

アメリカのニキビケア

アメリカでもニキビに悩む女性は多く、成人女性の50%がニキビに悩まされていると言います。

日本では、ニキビは「青春のシンボル」などと呼ばれ、思春期が過ぎれば自然に治るという考え方が主流ですが、アメリカでは「ニキビ=病気」という捉え方のようですね。

 
とにかく日本よりも、ニキビに対する関心度が高く、1つでもできればすぐに治したい!と皮膚科に駆け込む若者が多いのです。

そのため、アメリカでは、ニキビの専門医が数多く存在します。

 
ニキビを撲滅させるための薬や治療法が、日々、積極的に開発されているのです。アメリカは、ニキビ治療の一番の先進国と言ってもいいでしょう。

では、アメリカではいったい、どんなニキビケアが行われているのでしょうか。

アメリカで実際に行われているニキビケア

ここでは、アメリカの皮膚科で推奨されているニキビ治療の一つを例に出して紹介いたします。

アメリカ式【朝のニキビケア】

1.ソープフリーの石鹸で洗顔

ソープフリーの石鹸で、寝ている間に付着した皮脂や汚れを洗い落とします。

ソープフリーとは、石鹸成分が入っていない洗浄剤のことで、弱酸性のため低刺激であり、潤いを残して洗い上げることができる、といった特徴があります。

2.ニキビ治療薬でパック

洗顔後、ベンゾイルパーオキサイド(2.5%含有)をニキビに塗布し、5~10分程放置した後、綺麗に洗い流します。

ベンゾイルパーオキサイドとは、アメリカでは主流のニキビ薬成分ですが、副作用のリスクが高く、日本では未承認の成分となっています。

詳しくは、後ほど紹介します。

3.ニキビ治療薬を塗布

その後、クリンダマイシン液(ダラシン)を薄く伸ばし、患部に塗布します。

メイクするのであれば、塗布後は最低でも20分ほど時間をあける必要があります。

 

MEMO
クリンダマイシン液とは?
細菌がタンパク質と合成するのを防ぐ働きがあり、高い殺菌力がある抗生物質です。日本の皮膚科でも、炎症を伴うニキビの治療薬として、ゲルタイプの外用薬が処方されます。

アメリカ式【夜のニキビケア】

1.ソープフリーの石鹸で洗顔

クレンジング剤でメイクを落としたら、朝と同様、ソープフリーの石鹸で洗顔します。

2.ニキビ治療薬を塗布

目元や口元を避け、ディフェリンクリーム(0.1%)を顔全体に、うすく馴染ませます。

ディフェリンクリーム(アダパレン)は、アメリカをはじめとする世界80か国で以前より親しまれていましたが、日本では2008年から処方が認められるようになった比較的新しいニキビ治療薬です。

 
ニキビの原因である皮脂や古い角質を取り除き、毛穴詰まりを解消します。

また、炎症を抑える働きもありますので、頑固なニキビにも有効であるとされています。

ただ、子供のように体が未成熟な場合は、骨や臓器に影響が出る可能性があると言われていますので、妊娠中や授乳中の女性も使用を控えなくてはなりません。

3.ニキビ治療薬を塗布

ディフェリンクリームを塗布し5分程たったら、朝のケアと同様に、クリンダマイシン液を顔全体に薄く塗布します。

クリンダマイシン液は洗い流すことなく、そのまま就寝します。以上で1日のニキビケアは終了です。

 

アメリカでは主流の有効成分「ベンゾイルパーオキサイド」ってどんな成分?

アメリカのニキビケア製品の中によく含まれているのは、「過酸化ベンゾイル」というものです。

私たち日本人は、なかなか耳にしたことがない成分ではないでしょうか。それもそのはず、日本においては未認可の薬だからです。

しかし、日本でも、一部の皮膚科などが治療に使用しているようです。とはいえ、まだまだ一般には浸透してていないニキビ薬です。

 
では、過酸化ベインゾルとは、いったいどんな薬なのか見ていきましょう。

ベンゾイルパーオキサイドの作用

過酸化ベインゾルは、「強力な殺菌作用」「ピーリング効果」「乾燥促進作用」という効能を持っています。

過酸化ベインゾルを患部に塗ると、ニキビを産生する憎き「アクネ菌」を強い力でやっつけることができるのです。

 
これだけ聞くと、今すぐ使ってみたいと飛びつきたくなってしまいますが、過酸化ベインゾルの使用には注意が必要です。

特に、肌の弱い日本人は、使い方を間違えると、とんでもない事態を引き起こしてしまうことがあるのです。

ベンゾイルパーオキサイドの副作用

過酸化ベインゾルには、ピーリング効果があるとお話ししましたね。つまり、具体的に言えば、「角質層を溶かす」という力を持っているのです。

「溶かす」…この言葉を聞いて、いかに強力な薬なのかということが、お分かりいただけるでしょうか。

 
炎症が起きている場合は、このピーリング作用により炎症の悪化を引き起こす可能性もあります。

また、強烈な乾燥を招くため、肌本来が持つバリア機能が損なわれ、ニキビ以外の様々な肌トラブルが出現するリスクも高くなります。

 
肌の弱い人が多い日本人が、過酸化ベインゾルを使うと、患部が真っ赤に腫れ上がったり、強烈な痒みが出てくることもあります。

そのため医師からの処方を受けた場合でも、使用の際には細心の注意を払う必要があります。

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アメリカ滞在中に、ニキビ治療薬を使って大事件!!

アメリカ滞在中に、現地で調達したニキビ治療薬を使って悲惨な目に合ったと言う女性の体験談があります。

ニキビに悩むその女性は、ベンゾイルパーオキサイド10%のニキビケア剤を購入しました。

 
洗い流すマスクタイプのもので、目や口元などデリケートな部分を避け、顔全体に塗布した後、軽くマッサージをして洗い流したと言います。

その後、肌がピリピリするような感じがしたのですが、成分が効いている証拠だと思い、安心して就寝しました。

 
しかし、次の日の朝、鏡を見てびっくり。顔全体が真っ赤に腫れ上がっていたそうです・・・。

その後3日ほど強い炎症が続き、症状が治まるまでに1週間ほどかかったと言います。

 
このようなトラブルに陥ってしまった要因は、アメリカ人に比べて日本人の肌が弱いことや、患部だけでなく顔全体に塗布してしまったことが考えられます。

アメリカでは普通に売られているニキビ薬ではありますが、使い方には充分注意する必要があります。

個人輸入には注意して!!

日本でも、過酸化ベインゾル配合のニキビ薬を気軽に個人輸入できますが、これはオススメできません。

勝手な自己判断で過酸化ベインゾルを使用することで、ニキビが悪化するだけでなく、肌に様々な悪影響がでる恐れがあります。

 
どうしても過酸化ベインゾルの力を試したい!という方は、数少ないですが、国内でも取り扱っている皮膚科があるようです。

医師にあなたの肌の状態を診察してもらってから処方してもらうのが、一番確実で安心でしょう。

 
アメリカ人と日本人は肌質が異なりますから、合うニキビケアも異なります。

特に、過酸化ベインゾルは、いくらニキビ解消に効果のある治療薬とは言え、安易に使用して取り返しのつかない肌トラブルが起きてしまっては後の祭りです。

 
医師の処方のもとであれば心配はいりませんが、ネットや旅行で訪れた際に安易に手を出してしまうのは絶対にやめましょう。

日本人の肌には、低刺激でニキビ予防&解消のダブル効果が期待できるニキビ化粧水での毎日のスキンケアをおすすめします。

 
下記では、日本人女性に評判の高いニキビ化粧水を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

 
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この記事のまとめ

  • アメリカでは、ニキビができたら皮膚科に通う人が多い
  • 個人輸入のニキビ化粧品に要注意
  • ディフェリンクリームは日本でも購入できる
  • アメリカ式ニキビケアが日本人の肌に合うとは限らない