【ニキビ跡の種類】ケロイド・しこりについて

ニキビ跡のしこり

ニキビが出来てしまったあと、ニキビ自体は消えたけれども、ニキビ跡が残ってしまうことがあります。

ひとくちにニキビ跡と言ってもいくつか種類があります。

 
ひとつには、メラニン色素が集中してシミができてしまう場合。もうひとつにはクレーターといってニキビ表面に凹凸が出来る場合。

そして最後に、ケロイドといって、大きな凸状の盛り上がりが広範囲に出来る場合、とがあります。

 
たいていはそこまで悪化することはありませんが、体質や同じ個所にニキビが繰り返しできるなどの場合に、ケロイド状のニキビ跡ができやすくなります。

ここでは、ケロイド状のニキビ跡の原因や治療法、予防法について解説いたします。

ケロイドの原因とは?

先にも簡単に述べましたが、ケロイドとは赤みを持ち、凸状に大きく膨らみを持った痕のことを言います。

ケロイドの原因は、ニキビの過度な炎症によって起こる症状です。

 
炎症の結果として皮膚が損傷を受けると、神経伝達物質の作用によって、損傷部分を保護するべくコラーゲンの増殖がうながされます。

この状態のことを「瘢痕(はんこん)」と呼びます。この瘢痕というのは、通常、その組織であるコラーゲンが皮膚内で代謝されていき、数ヶ月には元通りになります。

 
ところが、組織の損傷がひどい場合には、このコラーゲンの増殖が止まらず、皮膚に大きな凸状の塊となってしまいます。

このような状態のものを「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」と呼びます。

 
また、時間とともに範囲が拡大していくのが「真性ケロイド」と呼びます。

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ケロイドは遺伝性?

進行型の真性ケロイドの場合は、遺伝の要因が強いとされています。白人よりも黒人や、私たち黄色人種に発生しやすく、特に色素量が多い人に多い傾向があります。

その為、親など家系に真性ケロイドの方がいれば注意が必要です。

 
一方、範囲が大きくならない肥厚性瘢痕の場合は遺伝傾向はないと言えます。ただ、高血圧症だと肥厚性瘢痕ができやすいと言われています。

フェイスラインにできやすい

フェイスラインと言うと、皮脂分泌が少なく、ニキビができにくいイメージがありますよね。

確かに、おでこや鼻の方が皮脂が多くニキビはできやすいのですが、ケロイドの原因でもある細胞組織の損傷は、実は毛穴が小さい部位の方が起こりやすいのです。

 
フェイスラインって汗をあまりかきませんよね。それは毛穴が小さいためです。

鼻や頬の毛穴が気になるという女性は多いですが、フェイスラインの毛穴が気になる!なんて声は聞いたことありません。

 
毛穴が小さいと、ニキビが悪化することで、毛穴の組織がつぶれやすくなってしまうんです。

ケロイドではなくしこりの状態かも?

瘢痕というのは、身体を外傷から守る一種の防衛反応であり、たとえば火傷を負った際にも、瘢痕は発生します。

ただ、ニキビ程度の皮膚の炎症が、ケロイドにまで発展するというのは、その人の体質に大きく左右されます。

 
多くの人はケロイドのように肥大化する性質をもたず、いわゆる「しこり」と呼ばれる小さな瘢痕で治まります。

ただ、ケロイドまで行かずとも、長期間ニキビの炎症を放置しておいたり、間違ったスキンケアを行っていると、炎症が悪化し、肥厚性瘢痕の状態になってしまうかも知れません。

 
肥厚性瘢痕は治癒まで数年かかる場合や、一生治癒しない場合もあります。

 

ケロイドやしこり状のニキビ跡はどうやって治す?

ケロイド化や肥厚性瘢痕となってしまったニキビ跡を自身で治療することは困難であると言われており、皮膚科や美容外科の施術を受けるのが一般的です。

その治療法はステロイド治療やレーザー治療、外科手術など多岐にわたりますが、保険適用の治療もあれば、保険適用外の施術もありますから、その場合は高額な費用がかかります。

治療法1:内服薬

ケロイドの治療では、主に抗アレルギー剤を処方されます。

比較的症状が初期の頃、赤みやかゆみ、痛みを伴っている時に飲むのが効果的だとされており、できてから時間が経ってしまったケロイドには効果があまり望めません。

 
体質的にケロイドになりやすいとわかっている方は早めに医師に相談しましょう。

治療法2:塗り薬

ステロイド系の軟膏が処方されます。こちらも、炎症後初期の症状に用いられるのが一般的です。

また、ヒルドイドと呼ばれるヘパリン類似物質が配合された保湿剤もケロイド治療に有効です。

 
肌に潤いを与え、血行を促してあげることで血液が固まらないようにします。

治療法3:圧迫療法

その名の通り、患部を圧迫し、凹凸を平らにする治療法です。圧迫に使用するのは、包帯やスポンジなど、肌に負担のかからない柔らかい素材のものです。

治療法4:ステロイド注射

患部にステロイドを局所注射して、膨らみをフラットな状態にします。赤みを薄くすることは可能ですが、ケロイド特有の光沢感の改善は難しいです。

治療法5:レーザー治療

複数のレーザーを使って、だんだんとケロイド跡を目立たなくさせます。

治療法6:手術

メスでケロイド跡をくり抜き、糸で皮膚を縫い合わせる手術です。傷跡もケロイド化する可能性が高いので、他の治療法を組み合わせて行われます。

 

ケロイドが残る前に、セルフケアで食い止めて!

しかし当然、ケロイドの予防ならば、誰にでも行うことが可能です。

その予防というのは、言うまでもなくニキビの炎症を軽度の段階で止めてしまう、というものです。

 
ニキビというのはストレスの蓄積や、生活習慣の乱れによって、誰にでもふとした瞬間に発生するものです。

ですから、私たちが気をつけなければならないのは、その進行にストップをかけることになります。

食生活の改善

ターンオーバーを正常にするだけで、肌は健康になります。その為には、まず食生活の見直しから始めましょう。

良質なタンパク質を摂る、オメガ3脂肪酸を摂る、ビタミン・ミネラルを摂ることなどを意識して、毎日の食事メニューを考えてみてください。

 
オメガ3脂肪酸は、オリーブオイルや亜麻仁油などで摂取できます。サラダのドレッシングに用いたりして、フレッシュで良質な脂質を取り入れてください。

ビタミン・ミネラルはフルーツや野菜を食べて理想的な量を補いたいですね。

 
食事から難しいという場合は、青汁やグリーンスムージーなどを利用して摂取するのもおすすめです。

青汁は1日1杯、粉末を水や牛乳で溶かすだけですからお手軽ですし、グリーンスムージーは自分の好きな野菜や果物をブレンドすることができて、自分好みに続けやすいのが魅力です。

 
ファストフードやレトルト食品漬けの生活は絶対にNGです。

お肌のためには、ビタミン・ミネラルを大量消費するタバコやお酒の飲みすぎも控えてくださいね。

睡眠時間を大切に

ターンオーバーは寝ている間に訪れます。ターンオーバーは、眠りについてから約3時間後に活発化しますので、良質な睡眠がとれるように寝床の環境を整えておくことも大切です。

寝る前はスマホを見たり、ゲームをしたりと脳を活性化させるようなことはくれぐれも控えてください。

 
安眠するためには、アロマオイルなどで心地より香りを嗅いだり、本を読んだり、心身ともにリラックスできる状態にさせると良いでしょう。

やっぱりスキンケアが大事です!

ニキビができないようにするには、毎日のスキンケアが重要です。

ニキビができやすいという方は「有効成分が入っている」「保湿成分が入っている」の2点をチェックしてニキビ化粧水を選ぶ必要があります。

 
下記サイトに紹介されている挙げた化粧水では、肌の保湿効果があるのはもちろんのこと、ニキビの炎症を抑えるはたらきもあります。

ニキビ炎症を悪化させないためにも、最近ニキビになりやすいと思っている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

 ニキビ跡を消す化粧水、おすすめは?

 

この記事のまとめ

  • ケロイドは、ニキビの過度な炎症が原因でできる
  • 体質によってできにくい人は、しこりの状態になる
  • 皮膚科や美容外科の施術で治すのが一般的
  • ケロイドを防ぐには、ニキビを悪化させないことが大切